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街路樹や街の装いにも季節の移り変わりを感じられるこの時期、一段と光を放つカラーがあるように感じます。
それは、今や日本でもすっかり定着したお祭り、ハロウィンにちなんだオレンジ色です。
自然界においても黄色や橙に移りゆく葉、紅葉や柿の実など色づいてくる頃。
今回は、そんな今時期に最適なレターセットをご紹介いたします。
和紙の味わいに映える橙色の魅力
木版摺 色ふちレターセット 橙
木版摺のキリッとした縁取りが印象的なレターセット。
こちらのレターセットは橙色の他、お祝いに相応しい赤、爽やかな青、新緑のような緑、
以上4つのバリエーションが存在します。
橙はこの時期はまるで、ジャック・オー・ランタン(かぼちゃの提灯)のよう。
ハロウィンのパンプキン色に見立てて、胸はずむシーズンにおたよりはいかがでしょうか。
「Tric or Treat !」の声が聞こえてきそう。
色とりどりのお菓子をご用意して、来訪を待ちたいですね。
エレガントな菊の文様で邪気払い
はいばら百花レターセット 菊唐草
ハロウィンとは、ヨーロッパを中心として毎年10月31日に行われるお祭りですが、今や世界中に広まり、仮装をメインとした独特のイベントとして発展してきました。
悪霊と同じ格好をしていれば襲われないという説が昨今の仮装に繋がっているようです。
ともあれ洋の東西関わらず、邪気は払いたいもの。菊に宿るという邪気払いの縁起を担ぎ、菊唐草文様のお手紙で相手の幸運を願うのも素敵です。
縁起のよい唐草文様と紫色のコントラストの美しさ
はいばら百花レターセット 小花唐草
小花文様と色味が相まって、落ち着きのあるなかにも華やかさが印象的なレターセットです。
小花は意匠化されていますので、特定の季節ではなくいつでも使うことができます。
こちらの小花唐草のレターセットは、特に色味に着目して選んでみました。
ハロウィンには魔除けの風習から魔女などの仮装を楽しむ人々もいらっしゃいますが、
お手紙にも、神秘的なカラーともいえるパープルを取り入れて、ハロウィン気分を高めるのもきっと楽しいひとときに。
POPなカラーが楽しい秋の実りの手紙
絵はがき「葡萄(竹ニ十三号)」<竹久夢二>
山葡萄が描かれた趣ある葉書の意匠は、大正ロマンを代表する画家・竹久夢二によるもの。
その見事な発色が、お届け先の方の目に鮮やかに飛び込んでくることでしょう。
秋冬はともすると日常的に白、灰色、黒などの無彩色やダークトーンの出番が多くなるので、こちらの絵はがきの赤のパワーには、特に元気づけられる思いがいたします。
上質な和紙の葉書に季節の楽しみを添えて
越前鳥の子 〒枠入り 5枚入り
こちらは和紙の美しい葉書に、日本橋榛原本店にて購入した折り紙を小さくカットして貼りました。
ジャック・オー・ランタン(かぼちゃの提灯)とこうもりです。
少々いびつになってもご愛嬌。個性として、上質な葉書が受けとめてくれます。
蝙蝠といえば、古くから縁起物として吉祥文様に用いられてもいます。
今回はハロウィンがテーマですが、送り先の方のお好きなものや、その時々の季節のものをワンポイント取り入れてみると楽しいですね。
折り紙などの色紙の切り貼りは、葉書に直接絵を描くよりも形にしやすいのでおすすめです。
自然のなかに身を置く野点のような清新さ
蛇腹便箋 竹に雀レターセット 限定色 ※販売終了
愛らしい雀と清らかな竹が美しい蛇腹便箋が発売されました。
巻紙に書くような優美なデザインが、気分を高めてくれます。
まるで夢のなかで見た景色のような美しさ。
便箋と封筒がセットになり、カバーがついていますので、贈り物にもぴったりです。
今回はハロウィンの手紙についてお伝えしてまいりました。
Happy Halloween !
きっと新しい季節が手紙と一緒に、新しい風を運んでくれることと思います。
どうぞ素敵なハロウィンと
深まる秋の日をお楽しみくださいますように。